幸せ?



 二人きりの部屋で、手を握る。
 の手は、当たり前だけど、俺より小さい。
 そんで、俺の全て。
「潤…」
 が俺の手を強く握った。
 俺は握りかえす代わりに、を抱き寄せる。
 あたたかい。
「ね」
 の髪に頬を埋めながら言う。
「どうして俺の目を見てくれないの?」
 の体が、小さく震えだす。
「まさか、俺のことが本当は好きじゃないとか」
 そんなわけないって、分かってるけど。
「なんで、そんなこと言うの…?」
「さぁ?」
 なんでだろうね。
 ただ、の気持ちを確認したいだけ。
 むしろ、の声を聞きたいだけ。
 俺にとっては、それだけのこと。
「潤くん、私がもし、別れたいって言ったら、どうする?」
 唐突な質問。
「言わないだろ?」
 が俺を何より必要としてるって、わかってるんだよ?
「別れよう?」
 うつむいたまま言う
「嘘つき」
 俺はを強く抱き締めて、額にキスする。
「私のこと、好き…?」
 不安げに見つめる瞳。
「好きだよ」
 の頬に唇を近付ける。
 だけど、避けられる。
「本当に?」
 が俺にしがみついて言う。
「俺が嘘ついてるとでも言うの?」
 こんなに、を愛してる。
 こんなに、の近くにいる。
「私、潤くんにとって、必要な存在?」
 涙が、の頬をつたう。
「あぁ」
 指で涙をぬぐってやる。
 そして、口づける。
 俺の思いを込めて。
「私、潤くんが好きだよ」
 うん。
「潤くんを誰より愛してる」
 知ってる。
「だから、潤くんも私を見て?私のこと、愛して?」
 は大粒の涙をこぼしながら俺に訴える。
「愛してるよ」
 を抱きしめる。
 優しく抱きしめる。
 こんなこと、にしかしないんだよ?
 どうして、こんなにも思い詰めるの?
 俺には、しかいないのに。
 ね、幸せだって言ったら?
 真っすぐ俺を見てよ。
 知ってる?
 俺が、を愛してるって。
 信じないでしょ?
 あんまり言葉にしないから。
 自分から言うことなんてないから。
 だけどさ。
 分かってよ。
 何も言わなくても、分かってよ。
 そういう恋人求めてんの。
 以心伝心。
 難しいことは、分かってる。
 だからこそ。
 にそういう存在になって欲しいんだよ。
 俺にこんなに愛されてるのは、だけ。
 なのに、なんで不安なの?
 どうして愛されてないって思うの?
 愛してる。
 だけを。
 だから。
 幸せだって言いいなよ。



あとがき
唐突に嵐です。しかも松潤です。ブッ壊れデス☆
なんだか、姉妹で松潤ブームが訪れてるんです。
あー、「きみぺ」見たくなったなぁ。(え