やきもち
「あー、吉田くんみたいな彼氏が欲しいなぁ」
ラーメン屋デート(爆)してると、
が呟いた。
俺は焦って食べていたラーメンを噴いてしまった。
おそるおそる訊ねてみる。
「
?彼氏は俺だよね?」
彼氏欲しいって何!?
欲しいって!?
は平然とラーメンを食べ続けながら再び呟く。
「彼氏は博だよね。確かに。吉田くんじゃない」
だから吉田って誰!?
わけわかんねーよ。
何?何なの?
その吉田って何者?
俺よりいい男なの!?
「博には期待してないし…」
の独り言が耳に入る。
俺、お払い箱?
もう、いらないの?
ちょっと?
マジ?
「博?大丈夫?意識とんでない?」
はい、とんでました。
っていうか、何事も無かったみたいに言うんだね。
「ラーメン食べなきゃのびちゃうよ?」
あっ!
「ほら、食べようね?」
「う、うん」
ズルズル…
って、何か誤魔化されてる?
でも、ラーメン食べ終わってからにしよ。
もったいないし。
おいしいし。
「ごちそうさま」
「え?
、もう食べたの?」
「うん。博が放心してる間に」
「そっか」
は携帯を取り出していじり始める。
メールでも打ってんのかな。
誰に?
まさか吉田ってヤツに送るんじゃないよね?
ううーん。
ってば平然としてるから分かんないよぉ。
あ、ラーメン食べ終わっちゃった。
「ごちそうさまでした」
合掌。
「あ?食べ終わったの?じゃ、出ようか」
がケータイを片づけながら言う。
「え?」
間抜けな声を出してしまった。
「何?まだ食べるの?」
あきれ顔の
。
「そうじゃないんだけど…」
「じゃぁ、早く出よ。見たいテレビあるんだからっ」
「う、うん」
吉田ってヤツのこと聞きたいんだけどなぁ。
取り敢えず、お金を払って店を出る。
「ほら!早く!!」
が俺の腕を引っ張って駐車場へと急ぐ。
そんなにテレビが見たいの?
俺の話聞いてよぉ。
久しぶりに会えたんだから。
そういえば、最近あんまり
と話してない気がする。
俺、仕事が忙しくてあんまり
に会えないし、外でデートもまともに出来ないし。
連絡だってまともにとれない。
俺、もしかして、愛が薄いとか思われてる?
あきれられてる?
どうしよう?
吉田ってヤツと俺のいない間に何かあった?
俺に飽きて吉田ってヤツに
を取られる!?
そんな!!
いや、あり得ない話じゃない…。
けどぉ。
つーか、俺ドツボにハマってんじゃん!!
「ちょっと博?何ボーっとしてんの?具合でも悪い?」
いつの間にか駐車場に着いていて、
が心配そうに俺を見上げている。
…かわいいvvvvvv
って、そうじゃなくて。
「
!あのさっ」
「ん?」
「…吉田って、誰?」
「え?吉田?誰だっけ??」
は俺の質問に頭を悩ませている。
っていうか、こっちが聞いてるんですけど。
「ラーメン食べてるときに「吉田くんみたいな彼氏が欲しい」って言ってたじゃん!」
「ああ!吉田くん!!」
「そう!吉田!」
思い出したらしい。
そして、笑い出す。
何で!?
「もうその話、忘れてよ。くだらないから」
「だけど
、その吉田ってヤツを彼氏に欲しいって!」
「うーん。言ったかも」
は楽しそうに笑っている。
「吉田勇治くんだよ?」
「誰だよ!!」
わっかんねーよ!
「だから、吉田勇治!」
「そいつ、何者なんだよ!!」
「いい加減気づけば?」
全然わかんねぇ。
気付ってことは、俺の知ってるヤツ?
でも、吉田勇治っていう知り合いはいないぞ?
「博、焦りすぎだよぉ」
この状況で焦らずにはいられないって!
「教えてくれよぉ」
もう、俺ってば、限界近いかもしんない。
「仕方ないなぁ、もう」
が微笑みながら俺に抱きついてきた。
「吉田くんは博だよ?」
え?俺?
俺が吉田??
「自分の役名も覚えてないの?」
役名?
吉田勇治?
何だっけ?
あ!!「きみはペット」だ!
「思い出した?」
「うん」
「博ったら、自分にヤキモチやいてんだもん。ビックリしたよ(笑)」
うううう。恥ずかしぃ///////
「でもさ、何で吉田勇治がいいの?」
あの役って主人公の元彼で、他の女孕ませて別れてた気がするんだけど。
それって、ちっともイイオトコじゃないよね?
「んー、私のこと大切にしてくれそうだから」
「俺がを大切にしていないっていうの!?」
「そうじゃなくてぇ」
「じゃぁ、何?」
「普通の私の彼氏は普通の吉田くんがいいのかなぁ?って。吉田くんって、劣等感感じやすいみたいだけど、博と同じで優しいし」
それが俺に欠けてるの?
「俺が普通じゃないからいけないの?」
忙しくて会えないのも、堂々とデート出来ないのも俺がアイドルだからだもんね…。
「何言ってるの?博は博じゃない」
が力強く言う。
「私はV6の長野博も、吉田勇治も、全部1人の博として愛してるんだからっ」
俺は嬉しくなって
を抱きしめる。
「ありがとう、
vvv」
あとがき
久しぶりに博を書いた~!!!イエ~イ♪でも、意味不明なの~☆(死)
単に私が「吉田勇治」くんにハマっただけです。1話キャラだっつーに。
もう、メロメロな状態なので、そのうちメガネネタとか書きそうです。あはは。