プライド



 何故か、と一緒に自分の出てる「東京フレンドパーク」見てる俺。
 まぁ、俺の勇姿を見てるわけだけど。
「さすがだね!博!!坂本君も結構上まで飛んだけど、博クリアいっちゃったよ!」
「まぁね」
 勝ち誇ってみる俺だけど、あの時は大変だったんだよね……。


 坂本君が両手とも50点=100点。
 一番初めから思いっきりやってくれるんだから。
 このオジイチャンったら。
 困っちゃうよ。
 俺、どうしたらいいんだよ?
 のやつ、「博の方が若いんだから坂本君には負けられないよね?」なんてプレッシャーかけて送り出してくれるんだもんなぁ。
 しかも、今回は坂本君にしては珍しく(?)はりきっちゃってるし。
 両手50点の上って、クリアしかないじゃん。
 やるしかないよなぁ。<BR>  坂本くんに出来て、俺にできないはずはない!
 俺のが若いんだから!
 一歳だけど。
 決意して、台の上にのぼってはみたものの、心臓がバクバクいってる。
 もしかしたら、口から飛び出すんじゃないかって本気で思ってしまう。
 関口さんが笛を鳴らす。
 もう、後戻りは出来ない。
 やるしかない。
 やるしかないんだ。
 最初の一歩を踏み出す。
 坂本君のバッキャロー!!!!!!!!!!
 加速順調!
 今だ、ティガ!!
 ジャンプだ!
 とぉ!!


 結果はありがたいことに両手でクリア。
 よくやった!
 よくやったよ、俺。
 偉いよ、俺!
 おかげで今、こうして、が俺を尊敬の眼差しで見てるわけだ。
 でもさ、坂本くんもだけど、俺もこれからだんだん歳をとるんだよな……。
 俺のこのプライドって、いつまでもつんだろう?



あとがき
ギャグだね。
しかもちょっくらネタ古いね。
でも、あのフレンドパークは大爆笑させてもらいましたよ。
おもろかった。