Jasmine -I just call to say "sorry"-



 久々の休日。
 天気がいいから、バイクを走られた。

 目的地はなくて。
 ただ、走ることの気持ちよさを。
 太陽の光が、柔らかくて。
 バイクで切る風が、爽やかで。
 なんだか、優しい気持ちになれる。
 普段は時間に追われてて。
 たまには、こんなゆっくりとした時間もいいな。
 知らない道にはいってみる。
 小さな公園。
 ちょっと変わった形の家。
 新しい道には、新しい発見がある。
 楽しいな。
 道なりに沿っていくと、河原にでた。
 緑が萌えている。
 気持ちよさそうだな。
 川縁にバイクを止めて、降りてみた。
 ヘルメットをとると、気持ちいい空気が顔を洗った。
 あ。
 花、咲いてる。
 走っている時には、ただ、一面の緑にしか見えなかったのに。
 そうだ。
 写真。
 太陽の光を反射して、きらきら光る川。
 一生懸命咲き誇っている花。
 萌える緑。
 こんな奇麗な景色、撮らなきゃ損だよ。
 カメラを取り出して、河川敷に向かう。
 ファインダー越しに見える景色は、さらに美しさを増して。
 すごいな。
 きっと、何でもない景色なんだろうけど。
 ゆったりとした気持ちで見ると、こんなにも違うんだ。
 普段、どんだけ心に余裕がないかわかるな。
 ちょっと悲しいかな。
 なんて、感傷に浸れる自分が可愛い気もするけど。
 君と一緒に見れたらよかったのに。
 いや。
 そうじゃない。
 一緒に見たいんだ。
 ねぇ。
 まだ間に合うかな?
 だってほら。
 勇気づけるように。
 世界は輝いているよ。
 素直になろう。
 そしたら、きっと。
 君に伝わるよね?
 ポケットから取りだした携帯は、君の番号を覚えてる。
 この手も、覚えてる。
 通話ボタンを押せば、君につながるかな?
 ちゃんと、言うよ。
 君に、「ごめん」って。



あとがき
そういえば、ジャスミン出たときに書くって言ってたな。
多分、もう書きません。
やってみたら大変だったww