言いたくなかった言葉
はいつものように笑っていうんだ。
「別れよう」
笑顔はいつもと同じなのに、言葉が全然違う。
「何で?」
僕は、状況が飲み込めなくて。
「もう、疲れたのだって、健、アイドルでしょ?私、疲れたよ」
そういうの顔は、確かに少しやつれていた。
全部、僕のせいのだったの?
僕が、いけないの?
大好きなを追いつめてたの?
僕じゃ幸せにしてあげられないの?
「無理だよ、これ以上、一緒にいたくない」
は優しくて。
いつも、僕の都合に会わせてくれて。
そうやって、を殺していたの?
ワガママ、言って欲しかったんだよ?
「これ以上、寂しい思いはしたくないの」
確かに、僕はあんまりの側にいられなかったけど。
「ずっと、一緒にいてくれる人がいい…」
「ごめんね」
ソレしか言えなくて。
僕は、のために何もできなかったの?
もう、何もしてあげられないの?
「だけど、嫌だよ。。離れたくないよ」
「私、まだ、健のこと好きだよ」
「ならっ!!」
「だけど、これ以上は、無理。私、壊れちゃう」
「…」
ずっと一緒にいたいのに。
俺が、一緒にいられないのは、仕事のせいかもしれない。
それならいっそ…。
「仕事、やめるとか言わないでよ?」
「…」
「健に出来る仕事は、アイドルしかないんだよ?健はアイドルじゃなきゃいけないの。みんな、アイドルの健を待ってるの」
「関係ないよ。僕は僕だよ」
を愛しているのが僕だよ?
「仕事、やめてどうするの?どうやって生きていくの?私、幸せになんかなれないよ?」
の言葉は僕の心を刺した。
「もう、ダメなの?僕はを幸せに出来ないの?」
「さよなら、だよ」
もう、涙しか出てこなくて。
別れるんだ、僕達。
が、去って行くんだ。
愛してる。
のこと、愛してる。
もっと、と一緒にいたかったけど。
君が、辛い思いをしていたのなら。
耐えられないのなら。
僕と別れる方が幸せなら。
の幸せが一番大切だから。
だから。
「さよ…なら」
言いたくなかった。
言いたくなかったんだ。
言いたくなかったんだけど。
愛してるよ。
もう、ずっとに会っていないけど。
君がドコで誰と一緒にいるのか知らないけど。
今でも、のコトを愛してるよ。
あとがき
よくわかんないけど失恋物~?謎ですね~。
最近こんなのばっかじゃん、自分。荒んでる?私の心が荒んでいるの??(爆)