未完成方程式5
光一が告白したはずの夜、ちゃんからメールが来た。
今から会えませんか?
すごく迷ったけど、光一と何かあったのかもしれへんって思って会うことにした。
そして僕は今、ちゃんと2人で静かなバーにいる。
「どうしたん?」
光一が告白したことを知ってるんやけど、知らないフリをする僕はヒドイ奴なんやろか。
「突然ごめんなさい。他に相談できる人、思いつかなくて」
伏せ目がちなちゃん。
「長ちゃんは?」
僕の言葉に、ちゃんは首を振った。
「さっきね、光一くんに告白されたの」
うん。
僕、知ってるよ。
「……そうなんや」
ココロとコトバはウラハラ。
「で、返事はしたん?」
僕の質問にちゃんは首を横に振った。
「私、どう返事すればいいかわかんなくて」
わからへん?
それって、どういうことや?
光一のこと、嫌いなわけではないみたいやし。
「僕でええんやったら、話聞くで?」
ちゃんは暫くの間黙ってて。
「私ね、好きな人がいたの」
ようやく開いた口は、少し震えていた。
あとがき
相変わらず光ちゃん出てきませんなw
すみません。えと、次も出てきません。(マテ