未完成方程式9
「、何だって?」
ある意味諸悪の根源だったりする長ちゃんが言った。
鈍感にも程がある。
全然ちゃんの気持ち分かってへん。
そやけど、ちゃんがおらんことなったのを本気で心配しとるみたいやから憎めへんねん。
「うん。ごめんやって」
「それじゃわからへんねん!」
光一が怒鳴る。
気持ちは分からんでもないけど。
「光一の告白は嬉しかったって」
「ほんなら何で?」
光一は納得できへん顔で。
「光一のこと、恋愛感情で好きなんやちゃうから、付き合うのはあかんって思ったみたいや」
光一も長ちゃんも黙り込んでもうて。
どうしてええんか分からへんのやろうな。
二人とも、ちゃんが長ちゃんのことが好きやって気づいてへんから。
ちゃんの気持ちが見えへんで困ってるんやろうな。
「光一」
僕は、応援することしかでけへんけど。
「ちゃん、気持ち整理して、それで光一のこと好きやって思ったら、自分から告白する言うとったで」
沈んだ相方の顔なんか見とうない。
「マジで!?」
笑っていて欲しい。
「ウソ言うてどないすんねん」
僕は、出来る限りの笑顔を相方に向けた。
励ましたい。
そう思っとった。
あとがき
ええと、やっと終わりそうな雰囲気が漂っています。
多分あと2話くらいです。
すっごい長引いちゃったなぁ。
最後までお付き合い頂けるとうれしいです。