殺虫剤男3
「私ね、男の人の部屋って興味あるの。だからね、ぜひともばるさんの部屋を見たいっていうかぁ~」
「やったら俺ん家は何やねん」
村上くんが言った。
そら、もっともや。
「信五くんは信五くんじゃない」
当たり前のようにが言う。
いや、意味分からんし。
「へーへー」
え?
村上くん、納得するん?
「っていうか、何でオマエがすばるん家行きたいっつーのに俺が付き合わなあかんねん」
「何よ。か弱い乙女が男の人の部屋に一人で入ったら、あらぬ誤解を受けるかもしれないでしょ?」
あらぬ誤解?
は俺の恋人とか思われんの嫌なんか?
「俺んトコには一人で来るくせに」
村上くんがつぶやく。
せや。
村上くんやったら誤解されてもええってことか?
「信五くんは保護者でしょ?娘が不純異性交遊に至ってもいいわけ?」
不純異性交遊!?
「オマエみたいなデカくて可愛ない娘、いんらんわ!!」
「ひっどぉーい!」
が村上くんの背中をポコポコ叩いている。
「痛ぇよ!」
うん。
肩たたきに見えるネ。
なんか俺、二人の間に入り込めへんわ。
あとがき
はい。
全六話のうち、半分終了です。
まぁ、こんなペースで、たいした進展もなく終わります。(コラ