殺虫剤男4
「そうだ、ばるさん」
「せやから、殺虫剤ちゃうわ!!」
せめて、人間扱いしてくれや。
「結局、明日行ってもいいの?」
「そらぁ、かまへんけど……」
俺は、と一緒におれるんならどこでもええし。
「悪いけど、明日は俺、不参加ね」
え?
「何で?信五くん?」
がビックリしとる。
「そいや、俺、明日ヨコと約束あるんやった」
村上くんが、すまなそうにに向かって言う。
でも……。
なんか、引っかかるねんけど。
なんか、違うねん。
なんや、この感じ。
「信五くんのバカ!!一人で行けっていうの?」
「行けばええやんけ」
「だけど……」
「大丈夫やって。別にすばるかてオマエを襲ったりせぇへんし。なぁ?」
「あ、うん」
多分。
いや、やって、本当はと恋人同士になりたいし。
イチャイチャしたいんやもん。
もちろん、に嫌われたくないから無理強いする気はないんやけど。
「ホラ、大丈夫やんか」
「そういう問題じゃなーい!」
がまた村上くんをポコポコ殴る。
「痛い!痛いて!!せやったらどんな問題やねん!?」
「信五くんのバカァ!!」
今までで一番大きい声で怒鳴った。
、こんなデカイ声出せるんやなぁ。
「なぁ、。村上くんおらへんで二人だけやったとしても、俺、別に変なことせぇへんよ?」
それとも、俺のこと嫌なんか?
「どうしても村上くん一緒やないとあかんのやったら別の日にしたらえぇし」
本当は二人きりになりたい。
と二人きりになりたい。
せやけど、がそれを望まへんのやったら、俺は強制せぇへん。
「嬉しいけど、嬉しくない」
が呟いた。
って、どういう意味や?
あとがき
はい、やっと起承転結の転っぽいですね。
っていうか、私の書く話にそんなマトモな法則ないですけどね。
今回はヨコが名前だけの登場で残念にゃ。(出したかったらしい