宴会4



「で、何するの?ご飯なくなっちゃったよ?」
 健が誰にともなくたずねる。
「誰か何か遊ぶ物とか持ってきてないん?」
 岡田が一同を見渡す。
 誰一人として反応しない。
「まぁ、話してるだけじゃいつもと変わらないよなぁ」
 坂本くんが言う。
「話しするだけがつまんないとは思わへんけど、何か他のことした方が盛り上がるんちゃう?」
「王様ゲームとかどうよ?」
「男同士でしてどうすんだよ!女の子はちゃん一人だよ?」
 カミセンが話し合ってる。
 …ように見えるけど、ろくなこと言ってないよなぁ。
 じゃれ合ってるだけじゃん。
は何かない?」
「私に聞く前に博が考えてよぉ」
 酒も手伝ったせいか、はメンバーとうち解けてしまった。
 っていうか、感化されちゃったよ。
 これは、危険かもしれない。(笑)
「あの…すみません」
 突然女の子3人組が俺たちに声をかけた。
「V6のみなさんですよね?」
 うーん、やっぱりバレてた?
「え~?俺たちそっくりさんなの~」
 井ノ原が酔ってるせいかおかしなコトを言う。
 6人揃ってて誰がそっくりさんだと思うんだよ…。
「そうなの~♪そっくりさん~」
 健まで言い出す。
「だーっっっっ!!お前らうるさいっっ」
 坂本くんの喝。
 しかし、酔った奴らが黙るわけがない。
 2人でギャーギャー言ってやがる。
「何の用?」
 岡田がいつもの仏頂面で女の子たちにたずねた。
「ちょっと待った!俺らへの話はマネージャー通してもらわないとね♪」
 剛がニタニタ笑いながらを見る。
「え~何?私~?」
 は剛の視線に気付いた。
「それでいいの?岡田くん」
 今回のお花見はどうやらまかせらしい。
 いや、初めからそうだったけどさ。
 平気な顔してこういう遊びするなって。
 おもしろいからいいけど。(笑)
「いいの、いいの」
 何故か剛が答えて、2人は井ノ原たちの言い合い(?)に加わった。
「とりあえず、話を聞こうか」
 俺はと一緒に、女の子たちに話しかけた。
「ええと、用件は何かなぁ?」
 がたずねる。
「いえ、よろしければ、私たちもこの先で花見してるんで、一緒にどうかなぁ、と思ったんです」
「だ、そうですよ、マネージャー様?(笑)」
「う~ん、それはどうかなぁ」
 が上目遣いで俺を見る。
 かわいい~☆(おい)
「あのね、今日はね、珍しく6人揃ってのオフなの。めったにないプライベートな時間だから、そっとしておいてあげて欲しいの」
 感動~☆
 ってば、そんなに俺のこと思ってくれてるの?
 って、俺だけじゃないか。メンバー全員ね。
 やっぱりは優しいなぁ♪
 だけど、女の子たちはの言葉を聞いてもいまいち納得していない様子だった。
「お願いv」
 俺は営業用スマイル(極上)を女の子たちに向ける。
「はっはい//////」
「お邪魔しちゃ悪いですよねっっ」
「失礼しました///」
 女の子たちは顔を真っ赤にして走り去っていく。
「博ってさぁ…、やっぱ悪魔だよね」
 が俺の横で呟いた。
「そう?」
「うん」



あとがき
V6がメンバー揃ってたら、目立ちますよね?
気付かないワケがないですよねぇ。
会いたいな…。(おい)