宴会8



「飲もうか?」
 が自分のゴーヤジュースの缶を開ける。
「そうだねー」
「そうしよか」
 健と岡田が紙パックにストローを挿す。
「飲むべ、飲むべ♪」
 剛はペットボトルの蓋を開ける。
 俺はラムネの瓶を見つめている。
 一滴も零さず飲むことが目標。
 これが難しい。
「「「「カンパーイ」」」」
 カミセン+はビール(orウーロン茶)に続いて2度目のカンパイ。
 坂本くんと井ノ原は例の飲み物とにらめっこしている。
「「せーの」」
 同時に一口飲んで、沈む。
 暗いマーブル模様の背景が見える気さえするよ。(苦笑)
 ご愁傷様です…。
 さて、俺も飲もうかな♪
 深呼吸してはやる気持ちを落ち着ける。
 …。
 ビー玉を落としてすぐ口へ!!!
 …失敗。
 やっぱり泡が溢れてきちゃったよ。
「くっそう…」
「もう、博ったら何してるの?」
 が笑いながら言う。
「これ、零さずに飲みたかったんだよぉ」
「何ソレ」
 剛が言う。
 俺はすねて、返事をせずにラムネを飲む。
「博はこいうの好きやもんなぁ」
 岡田が笑う。
「もうっ!博ったら、手をベトベトにしたままで飲まないでよ」
 に言われてから、零れたラムネで手がベトベトなのに気付く。
「ホンマ、博って変に子どもっぽいとこがあるよなぁ」
「そうだよねぇ」
「そうそう!」
 いや、カミセンに子どもっぽいって言われてもねぇ。

 そんなこんなで、お花見は無礼講な感じなまま幕を閉じた。
 はこの一日でメンバーと仲良くなった。
 俺に隠れて(って言ってもバレバレだけど)メルアドと携帯番号を交換していた。
 メンバーがに手を出さないかちょっと不安だけど、みんな家族みたいなもんだし。仕方ないよね。
 と、思うしかないじゃん…。
 、楽しそうだったし。
 実際に楽しんで欲しいから一緒に来たんだけどさ。
 男の嫉妬って勝手かも。
 自分で連れて来たのに。

 因みに、全員ちゃんとゲームで当たった飲み物を腹の中にいれたよ。
 坂本くんと井ノ原は死にかけてたけどね。(笑)

あとがき
やっと終わりました。ここまでつき合ってくださった方、ありがとうございます。
実は、私が単に「東京Vシュラン」を見て、長野くんがラムネを飲む所を書きたくなっただけなんです。
そう、今までのは全て前振りで、書きたかったのはこの回なんです。
あ、ゴーヤジュース飲んでみました。普通の味。(?)美味くも不味くもなかったです。