似すぎた二人12



 博が静かに怒ってる…。
 こわいよぉ。
「坂本くん、 を渡してくれる?」
「い・やvv」
 坂本くんが言う。
 誰か助けてーっっっ。
「存在否定された人が何言ってるの?」
 博がにっこり微笑む。
 坂本くんの動きが止まる。
 …凍った?
 坂本くんの腕から抜け出す。
、こっちにおいで」
 博が優しく言った。
 私は博の腕の中にスッポリと収まった。
 坂本くんに視線を移すと、まだ固まっている。
「坂本くん…?」
 声をかけてみる。
「あ、…ああ」
 ダメだ。
 ショックが酷かったみたい。
 博があんなこと言うからだよぉ。
 …元凶は私なんだろうけど。(汗)
「ねぇ、博」
「ん?なぁに?」
「もう、大丈夫だよね?ずっと、一緒にいられるよね?」
「ずっと一緒だよ」
「私、もう、博を裏切りたくないよ…」
「俺が全部受け止めるから。何でも言って。我が儘でいいんだよ。俺のこと、傷つけてくれて構わない。大丈夫。俺、ずっと の側にいるから」
「うん」
も、俺を受け止めてくれる?」
「当たり前だよ」
「よかった」
「もう、何も隠さなくていいよね?一人で悩まなくていいよね?」
「そうだよ」
「じゃぁ、今日から、坂本君とは普通の友達になれるんだよね?」
「まぁ…そうなるのかな?」
「私ね、少し苦しかったの。坂本くんのこと、わざと避けるの」
「そうだね」
 博が微笑んでくれる。
「坂本くん」
 まだ少し放心気味の坂本くんに声をかける。
「何?」
「これからは友達として仲良くしてね」
「あたりまえだろ」
 そう言って微笑んだ坂本くんは、本当に笑っていた。



あとがき
次回でやっと終わります!!つかれたー。つか、次は単なるオチ?いや。おちてないな…。
最終話のみV6メンバー全員(?)出てきます。