似すぎた二人13
今日は博が、仕事が終わったらデートをしようって言ったから、楽屋で待ってる私。
誰もいない楽屋って寂しい。
早く、博戻ってこないかなぁ。
ドアの外から話し声が聞こえてくる。
声のキーが男にしては高い。
多分、2人。
ドアが開く。
「お邪魔してマス」
入ってきた人達にアイサツする。
「あ!!
ちゃんだ!!」
健くんが声をあげる。
「おお!!なんか久しぶりじゃん!?」
剛くんも声をあげる。
「ねぇねぇ
ちゃん、ちょぉっと前まで長野くんの調子最悪だったのに、最近突然絶好調なんだけど、何かあった?」
健くんが笑顔で言う。
「単純にケンカして仲直りって感じじゃないよなぁ?」
剛くんがニヤリと笑う。
「まぁ、イロイロあったのよ」
「あ!!はぐらかした!!」
健くんが私を指して非難する。
「俺達にも言えないの?一体長野くんは何をしたんだろうねぇ」
剛くんは何を想像したのか、うひょひょひょと笑い始めた。
「何かこれ以上詮索しても
ちゃん答えてくれなさそうだからやーめた。つまんないや」
健くんが言う。
「そういえば、今日は何でここに来たの?やっぱり長野くんとデート?」
「うん」
「いいなぁ。俺だって
ちゃんとデートしたいよぉ~」
「もぉ、健くんったら」
健くんの甘えたいって感じの目線に苦笑してしまう。
「デートって、今日はドコ行くんだ?」
剛くんが会話に入ってきた。
「わかんない。博、何も言ってなかったし」
「もしかして、またラーメン食いに行くんじゃねぇ?」
剛くんが笑いながら言う。
「かもね」
私もつられて笑う。
「長野くんだもんねー」
健くんも笑う。
「何だ?楽しそうだな」
ドアを開けて坂本くんが入ってきた。
「あ、坂本くん、おつかれー。見て見て~。きょうは
ちゃんが遊びにきてくれてるよ~」
健くんが私に抱きつきながら言う。
「久しぶり」
私は笑顔であいさつした。
単純に坂本くんと普通に会話できるのが嬉しかった。
「久しぶり」
坂本くんも笑ってあいさつしてくれた。
「あれ?何時の間にち
ゃんと坂本くん、仲良くなったの?」
健くんが不思議そうに言う。
そんな健くんを無視して、坂本くんは私を健くんの腕から奪って自分の腕の中に収めた。
「ちょっと坂本くん!?何するの!?せっかく
ちゃんとラブラブしてたのに!!」
健くんが抗議する。
「ダーメ。
は俺の」
そう言って坂本くんは腕に力を込めた。
「会いたかったよ、
。やっぱり最高の抱き心地vvvv」
「ちょ!?坂本くん!?」
私が慌ててるのに、坂本くんは幸せそうに抱きついたまま。
「何で坂本くん呼び捨てにしてんの!?この前まで「
ちゃん」って呼んでたじゃんっ!」
健くんが叫ぶ。
「え?
ちゃんフタマタ???」
剛くんが恐ろしい事を言う。
何?この状況。
ワケ分かんない。
誰か助けてよぉ。
「坂本くん、離して?」
「昌行って呼べて言ってるだろ?」
「そぉいぅ問題じゃな~い!!」
坂本くんの腕は私から離れようとしない。
「…何やってんの?」
声のしたドアの方を見ると、博と岡田くんが立っていた。
「何って、
が俺に会いに来てくれたからスキンシップ♪」
坂本くんが平然と答える。
「
は俺とデートするためにここに来たんだけど?」
博が笑顔で言う。
「そんなの知らねぇよ」
そう言って坂本くんは私の頬にキスをした。
「何してんだよ!?」
博が叫ぶ。
「このくらい今更じゃん。なぁ、
?」
この人は何を言ってるんですか!?
「何?何?
ちゃんと坂本くんって、ドコまでいった仲なわけ?」
剛くんが楽しそうに坂本くんに訊ねる。
「最後までv」
坂本くんが笑顔で答える。
「嘘!?冗談だよね!?」
健くんが必死に坂本くんを問いつめようとする。
「マジ」
あっさり笑顔で一言返す坂本くん。
私はもう、放心状態。
「お前らいい加減にしろよっ!!」
博が怒鳴る。
「わー!!長野くんが怒ったー!!」
楽しそうに剛くんが言う。
「博、ちょっと落ち着きぃ?」
岡田くんが博に声をかける。
私はもう、呆れてて。
よく分からない状態で。
それぞれがそれぞれに自己主張してて。
噛み合ってるんだか、噛み合ってないんだか。
会話になっているようで、なっていない。
バカ騒ぎ。
でも、ソレが楽しい。
そこには、笑顔があって。
みんな、本当に笑ってる。
偽りの笑顔なんて必要ないんだって思える。
嬉しくて
楽しくて。
いつまでも、このバカ騒ぎが終わることがないんじゃないかって思えるくらい。
いつのまにか6人が一カ所に集まって、取っ組み合って(抱き付き合い?)いたら、ドアのところで声がした。
「…何してんの?」
この騒ぎがV6で一番騒ぐのが好きだと称される男の出現によって収まったというのは、まぁ、余談。
あとがき
おわりました~!!!!!長かったなぁ。(遠い目)
全部読んで下さった方、ありがとうございます!!そして、お疲れさまです!