Choice7



<岡田准一>

 愛の形って、一つじゃない。
 きっと、一つじゃない。
 見守るのも愛なんだ。
 綺麗ごと?
 そう、所詮綺麗ごとなんだ。
 だけど、それ以外答えが見つからないんだ。
 ちゃんのこと、考えれば考えるほど。
 多分、まーくんと博もそう。
 あの2人も、いつもちゃんのこと見守ろうとしてる。
 いつからなのか、分からないけど、いつのまにか6人ともちゃんのことが好きになってた。
 だけど、ちゃんは俺たちのこと友達としか見てくれない。
 そう、今は。
 未来は分からない。
 もしかしたら、誰かを選ぶかもしれない。
 ちゃんが、6人のうちの誰か1人を。
 いや、俺たちの知らない奴を選ぶかもしれない。
 まだ、分からないけど。
 もし、その時が来たら。
 選ばれるのが、俺じゃなかったとしても。
 変わらずにちゃんを愛している自信はある。
 愛し続けると思う。
 だけど、できるなら俺を愛して欲しい。
 まーくんにも、博にも、いのっちにも、剛くんにも、健くんにも、勝てる自信なんてないけど。
 俺なんかが勝てるとは思えないけど。
 だから、覚悟はしてる。
 もし、ちゃんが俺じゃない誰かを選んだとしても。
 祝福しようって。
 ちゃんが幸せなら、それでかまわないんだって。
 そう、思うことにした。

 好きだよ。
 誰よりも、ちゃんのことが。
 言葉じゃ足りないくらい。
 大切に思うよ。
 綺麗ごとを言う俺は、打算だらけで。
 ちゃんの隣にいる資格、ないのかもしれないけど。
 だけど、一緒にいたい。
 少しでも気に入られようって。
 懸命に「いい人」演じて。
 自分がアホだって、本当に思う。
 くだらない努力してる。
 きっと、ちゃんは気付いてると思う。
 俺が自分を偽ってることに。
 無駄な努力なんだって気付いてる。
 なのに俺はやっぱり格好つけて。
 どうにかして、ちゃんに好かれたくて。
 こんなに人を愛したことはないから。

 隣にいるだけが愛じゃない。
 見守る愛だってあるよ。
 きっと。
 分かってるから。
 俺のこと、友達にしか思ってないって。
 だから、ずっとずっと。
 せめて。
 俺は見守っていたいんだ。

 ちゃんを愛してる。



あとがき
准一さんバージョンっす。…打算的な男?
今回は関西弁ではないです。だって、最近喋らないし。