sweet baby1



「助けて」
 泣きながらは誰かに助けを求めていた。
 震える手で握りしめた携帯。
 誰に電話をしているのか、自身分かっていなかった。
 ただ、無意識に携帯のメモリを呼び出していた。
 手が、彼を選んでいた。
 を、一番助けてくれそうな人を。

「ごめんね。ありがとう、話聞いてくれて」
 乾いた涙を手で拭いながらが言った。
「俺には、話を聞くことくらいしか出来ないから…」
 博はを優しく抱きしめた。
 まるで、崩れそうな積み木を支えるかのように。
 愛しそうに。
「自分の中に、全部とどめておくのは辛かったから」
 言葉を切っては博を見上げる。
「どうしても、誰かに聞いて欲しかったの」
 は微かに笑った。
 寂しい顔。
「俺に出来ることがあったら、何でも言ってよ?一人で悩んじゃダメだよ?」
 博はに微笑む。
「俺は、いつだってちゃんの味方だからね」
 そう言うと、博がを抱きしめる腕にほんの少し力が加わった。
「うれしい…」
 は博を見据えて言った。
「その言葉だけで、私、強くなれるよ」
 真っ赤に腫れた目。
 さっきまで泣き続けていた目。
 けれど、その瞳には新しい輝きが見られた。



あとがき
はい。また長編を書き始めました。(爆)
今回は博しかでてませんが、一応V6全員出ます。少なくとも次回は。
今回の連載も意味不明です。申し訳ない!!(汗)