微熱04
結局、はたいしたことなかった。
今は隣のベッドでぐっすり。
私、なにしてるんだろう。
子どもが熱を出すなんて、当たり前のことなのに。
かかりつけの小児科が開いてなかったぐらいでパニックになって。
母親なのに。
もっとしっかりしなきゃいけないよね。
当番医があるってこと、まーくんに言われるまで気づけなかった。
「勝手にお茶いれたんだけど」
まーくんが、マグカップにお茶をいれてくれた。
「ありがとう」
一口含む。
苦い。
だけど、あったかい。
「ごめんな、みたいにうまくいれられなくて」
私の向かい側に座りながらまーくんが言う。
「ううん。おいしいよ」
「ホントか!?」
嬉しそうに言って、まーくんも自分がいれたお茶を口に含む。
「…うわ、苦」
眉間に皺を寄せて私を睨む。
「のウソツキ」
「そんなことないよ。確かに、苦いけど。私、まーくんがいれたお茶好きだよ」
「はぁ?」
「すごく、まーくんって感じがするの」
「意味がわかんねぇよ」
テレながら苦笑いをしてる。
そういうところが、お茶の味に出てると思うんだけどな。
優しい感じが。
温かくて、少し苦くて。
私がいれたお茶は絶対こんな味にならない。
まーくんだから。
すごく、落ち着く。
慣れた空間。
何もしてないんだけど。
まーくんがいるだけで、満たされる感じ。
懐かしい。
「あ、そうだ。健に連絡したか?」
「え?あ!」
「おいおい。ま、しょうがねーか。が大変だったんだもんな」
微笑んでくれる。
確かに、私、すごく気が動転してて。
でも、だからって。
旦那様の健くんに連絡し忘れるなんて。
の父親でもあるのに。
「じゃ、オレ、電話しとくな」
携帯を片手にまーくんが言う。
「ありがとう」
まーくんって、凄く頼りになる。
いつもは、そんなことないんだけど。
本人にそんなこと言ったら、怒られるだろうけど。
だけど、本当に、いざというときには頼りになる。
そういえば、は大丈夫かな?
薬で寝てるんだけど。
熱は…。
あ、少し下がったのかな。
よかった。
「健、もうすぐ帰るって」
「そっか。ありがとう」
まーくんがの頭に触れる。
優しく撫でる。
、気持ちよさそう。
こうしてると、何だかまーくん、本当に父親みたい。
もしかしたら、この人が父親になってたのかもしれない。
って、私、何考えてるの…。
「でもさ、。よかったよな、なんともなくて」
「うん。なんともなくはないけど」
タダの熱だって、下手したら死んじゃうんだよ?
「ま、健も
見たら落ち着くだろ」
「そうだね」
健くん、私が電話かけたとき、すごく動揺してたもんね。
私が動揺していたせいかもしれないけど。
は大丈夫だよ。
あとがき
何なんでしょうね。あー。この先どうなるんだろう?(コラ
あー、hiroしだしたイノに出番ないや。(意味不明