contact-08
『今、ちゃん家の近くで飲んでるんだけど、一緒にどう?』
突然来たメール。
送信者は、井ノ原くん。
コンサートの日から3日しか経っていない。
岡田くんは、スケジュールが空いたら連絡してくれるって言って携帯の番号とアドレスを交換したまま。
井ノ原くんは、飲んでた時に半ば強引に交換させられたんだっけ。
だけど、まさか本当に連絡が来るなんて。
会う約束をした岡田くんすら、もう、連絡がないんじゃないかって思っていたのに。
返信をためらっている間にもう一通。
『俺の友達ばっかだよ。岡田はいないんだけど。男しかいないから、嫌かな?』
添付画像には既に酔ったカンジの井ノ原くんがピースをして写っていた。
どうしよう。
井ノ原くんがいい人だっていうのは、分かってる。
私はというと、暇そうに本を眺めていただけ。
頭の中に文字が入ってきてはいない感じ。
『私が行っても平気なんですか?』
昨日今日知り合ったばかりの私が、一緒に飲んでもいいものなの?
『平気とかじゃなくて、大歓迎!男ばっかでむさ苦しいから来てくれたら超嬉しい』
誘ってくれてるのを断るのも悪い気がするし、歓迎されてないみたいだったら帰ればいいかな?
着いてみると、ソコには見たことある人たちがいた。
…ウソでしょ?
TOKIOの国分くんとKinkiKidsのツヨシくん。
思わず倒れそうになった。
確かに、井ノ原くんはアイドルなんだから友達がアイドルでもおかしくない。
しかもおなじ事務所の人たちだし。
だけど。
3日前にV6全員に会って、さらに…?
「井ノ原くん、この子だれ?」
国分くんがもっともな質問をした。
そうだよね。
私もこの二人がアイドルじゃなかったら初対面だから名前とか分からないわけだし。
「ちゃんって言うの。可愛いでしょ?」
「ちゃんかー。名前も可愛いねー」
えと、井ノ原くんも国分くんも結構酔ってる?
「で、どんな関係?井ノ原くんのカノジョ?」
え。
「太一くん!」
ツヨシくんが国分くんの袖を引っ張る。
「何だよ、ツヨシ。オマエも知りたいだろー?」
国分くんがツヨシくんに絡んでる…?
「俺のカノジョなわけないだろー」
「そっかー。そうだよねー」
なんだか、私とツヨシくんそっちのけで井ノ原くんと国分くんが違う次元で会話している気が…。
「ちゃんは岡田のカノジョだよ」
はい!?
「え!?ウソやろ!?」
ツヨシくんが私を見る。
「ち、違いますよ。中学生の時に岡田くんと同じ学校にいただけですよ。3日前に10年ぶり位に会っただけです」
「そ、そうなんや」
安心したみたいな顔のツヨシくん。
何でだろう。
「3日前に岡田と再会?で、なんで井ノ原くんがちゃんと連絡つくの?」
国分くんが相変わらずもっともなことを言う。
「それは、俺がその場に居合わせたからだろー」
「邪魔したんじゃなくて?」
「なんて失礼な言い方するんだよ、オマエ。似たようなものかもしれないけど」
井ノ原くんと国分くん、楽しそう。
「ごめんな。ちゃん、だっけ?この2人、もう酔ってテンションおかしくなりだしてるから」
「あ、はい。井ノ原くんは以前お会いした時も飲んでらしたので…」
その後は、井ノ原くんと国分くんの暴走を眺めつつ、ツヨシくんとお話をしながら楽しくお酒を飲みました。
あとがき
たいのっちが暴走して困ります。(ぉぃ
もう、出さない!…って、いのっちはまた出てくるかなぁ。
暴走しないで下さい。
ツヨシさんの登場編なはずが、存在感ない…。(涙)