contact-09
その日、私はツヨシくんと携帯の番号を交換した。
ツヨシくんはとてもマメな人で、毎日のようにメールをくれる。
会って二週間。
初めはやっぱりツヨシくんは遠い世界の人だと思っていたんだけど。
今では、私にとってツヨシくんは「アイドル」ではなく「男友達」に変化しつつある。
直接会っている訳じゃなくて、メールだってせいかもしれない。
話している内容は、ほとんど岡田くんのこと。
私の前から消えたオカダくんの続きを、ツヨシくんは教えてくれた。
ツヨシくんも、出会う前の岡田くんを知りたがって、私の知っているオカダくんのことを話した。
岡田くんの話ばかりしているのに、岡田くんからはメールが来ない。
もちろん、電話もない。
あの時、コンサートの後、岡田くんは何て言った?
『あのさ、今度、ちゃんと二人でメシ行かへんか?』
ただの社交辞令だったのだろうか。
それとも、約束したことすら忘れられてしまったのだろうか。
岡田くんのことは、まだオカダくんと同じには思えない。
だけど、ツヨシくんと話しをしているうちに、だんだんとつながってきた。
私の知っているオカダくんの10年後が岡田くんなのだと思えるようになってきている。
だとしたら、この気持ちはどこへ向くのだろう。
オカダくんのことを忘れられずに、初恋を引きずっている私はどうなるのだろう。
岡田くんのことを好きになってしまうのだろうか。
好きになりかけていると思う。
怖い。
ムリだよ。
私が好きだった頃のオカダくんと違って、岡田くんはアイドルだもの。
あんなに人気があって、格好良くて。
私とは、違う。
悩んだって仕方がないんだけど…。
♪♪♪~♪♪♪♪♪~♪♪♪♪
あ、ツヨシくんからメールだ。
お仕事終わったのかな?
『こんばんは。突然なのですが、さんトコの近くのスタジオで撮影してたのですが、もし晩飯がまだだったら一緒にどうですか?』
あとがき
えと、ものごっつ久々に復活って感じで。(汗)
間あきまくってすみませんでした。
い、忙しかったんです~!!!!!!!(涙)
ゴメンナサイ。