contact-10
メールですっかり友達気分だった割に、実際に会うと緊張してしまった。
やっぱり、ツヨシくんもアイドルなんだ。
分かってはいたつもりなんだけどなぁ。
「ごめん、こんな店で」
ツヨシくんはそう言って席につく。
「大丈夫なんですか?」
「何が?」
だって、ここファミレスですよ?
アイドルがファミレスにいていいものなんですか?
しかも私と一緒に。
私だって、一応女だし、変な噂になったりしたらツヨシくんが大変なんじゃぁ……。
「何でも好きな物頼んでええよ。払うから。こっちが誘ったんやし」
「え?そんな!悪いですよ!」
「ええって、ええって。まぁ、いうてもファミレスだから値段しれてるけどな」
言って笑ったツヨシくんにつられて私も笑ってしまった。
「じゃぁ、遠慮なく頼んじゃおうかな」
「せや、さんって岡田の中学の同級生やったよね?」
「そうですよ」
「ほなら、なんで関西弁ちゃうの?」
当たり前と言えば当たり前の、素朴なギモンをツヨシくんは口にした。
「大学から東京に出てきたんで」
「そうなん?でも、そんなんで関西弁って消えたりせんやろ?こっちきて相当たっても関西弁のままの人間がココにも一人おるし」
「実は、関西にいたのって、5年位なんですよ。うちの親、転勤が多かったから」
「そうやったんや。あ、なんかちょっと謎が解けた感じや」
満足そうな顔したツヨシくん。
そんなに気になったのかな?
「気分ええから、ええこと教えるわー」
は?
「実はな、今日さん誘ったのって『ヤキモチ大作戦』やねん」
……あ、あのぅ?
全く意味が分からないんですけど??
「ホンマ、さんええ人で安心したわ」
「あ、あの?」
「そや、もう一つ確認したいことがあるんやけど」
ツヨシくんは、混乱する私のことはお構いなしに話をすすめた。
「さん、好きな人おる?」
あとがき
いつになったら続きを書くのか自分でもよく分からなくなっていましたが、どうにか更新w
なんとしてでもどうにか終わらせたいと思います。
今更ながらツヨシくんが難しい!!!(そこ!?
……オカダくんも。