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「なんや、今日は来られへんのかいな」
 残念そうにツヨシくんは言った。
 私と会った後に誰かと会う予定だったのかな?
「ホンマ、忙しいんやね。やからって、なーんも連絡せんかったらそのうち友達なくすで」
 拗ねた顔で電話を切る。
 なんか、可愛いかも。
「ゴメンなさん、食事中に」
「いえ。構いませんよ」
 でも、誰からの電話?
 彼女さんとか?
「誰からの電話か気になってる?」
 見透かしたようにツヨシくんが言う。
「予想と多分同じやでー」
 笑う。
「あ、やっぱり彼女さん?」
「は?」
 ツヨシくんの目が点になった。
 ち、違ったみたい。
「なんでそうなるんー?」
「あ、ゴメンナサイ」
「もぅ、岡田や岡田!」
 ?
 岡田くん?
「だから、電話の相手。岡田やってん」
「え!?」
「言うたやん、今日は『ヤキモチ大作戦』やて」
 ヤキモチって。
 ヤキモチって、誰が誰に?
 どういうこと?
さんと仲良うしとるとこ見たら絶対アイツがヤキモチやく思ったんやけどなー」
 岡田くんが?
「そ、そんなこと」
 あり得ない。
「またこれや」
 また?
「なんで二人してそんなやねん」
 二人して?
さん正直になればええのに。自分の気持ちに」
 正直に?
 自分の気持ちに?
「岡田のこと、好きなんやろ?なんでさん言い訳ばっかするん?」
「言い訳?」
「言い訳やろ。10年前のアイツが好きやとか」
 そうなのだろうか。
「アイツはアイツや。10年前と何も変わってへん」



あとがき
あぅ、やっと終わりに行けそうな雰囲気。
岡田さん、いい加減出てきて下さいよ。
いつまでツヨシさんと格闘すればいいんですかw