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「ぷっ」
 なぜか、ツヨシくんが吹き出していた。
 思い切り笑いをこらえている顔だ。
「なんやねん!」
 岡田くんが眉間に皺を寄せている。
 多分、私と一緒で状況がよく分かってないんだと思う。
「ここじゃさすがに目立つやろうし、場所移動せえへん?」
 ツヨシくんが私と岡田くん二人に向かって言った。

 目立たないところ、って思いつかなくて。
 何故か三人で私の部屋にいる。
 私の部屋にアイドルが二人いる。
 今はそういう問題じゃないって分かってても、脳が考えてしまう。
「どういうことなん?」
 岡田くんはツヨシくんに訊いた。
「ボクらメール友達なんよ。ね?」
「あ、はい」
 やっぱり困惑した表情の岡田くん。
さんと?なんで?」
「あの、井ノ原くんの紹介で」
「イノッチか……」
 岡田くんは、ガックリとうなだれた。
「なぁ、岡田。この人なんやろ?」
「なにが?」
 聞き返す岡田くんにツヨシくんはにやりと笑う。
 岡田くんは何かが思い当たったようで、顔を赤くする。
「言えばええと思うよ。大丈夫やから」
 二人が何の話をしているのか分からない。
「大丈夫ってなんだよ」
 岡田くんは困ったような顔をしている。
「そない言うんやったらボクが言うわ」
「は!?なんでそうなるん!?」
 二人でこそこそ話し始めたのを見て、私はお茶をいれることにした。
 仲が良いんだな、と思う。
 この二人、ずっと言い合いしてるけど本気で相手を傷つけようとはしてないし。
 二人ともコロコロ表情が変わって。
 テレビで見る二人はこんなに無邪気じゃないもの。
さん!」
 岡田くんに呼ばれて、手を止める。
「なんですか?」
「ほら、早く言えや」
 ツヨシくんが岡田くんの背中を押した。
さん、好きです。俺と付き合って下さい」



あとがき
やっと(?)緊張感なくなった感じで。
次で終わって欲しい。
むしろ終われ。
もとい、終わらせてやる!(最悪
終わらないきがするけどね。