幸せな夢
目覚ましが鳴った。
ちくしょう。イイとこだったのに。
せっかく夢の中でと…。
まぁ、覚めちまったものは仕方ない。
今夜はに会いに行く約束をしているし。それまで我慢しよう。
「さて、仕事に行きますか!」
いつもの様にのマンションノベルを鳴らす。
がドアを開ける。
「いらっしゃい」
ドアノブを握ったままのの唇を奪う。
「もう/////」
照れながらはリビングに向かう。照れたは可愛い。
リビングに入ると、テーブルには美味そうな料理が並んでいた。
「わお☆」
素直に喜ぶ俺。
「今日はこっちで食べるって言ってたから張り切っちゃったの☆」
「早く食べよーよ」
思わず顔の筋肉が緩んじまったよ。(笑)
「もう、昌行ってば」
「いっただっきま~す」
俺は勝手に食べ始めた。
も席について食べ始める。
「いただきます」
はっきり言っての料理はめちゃめちゃ美味い。
なぜなら魔法のエッセンスが入っているからだ。
それはの愛!
これに勝る調味料はこの世に存在しない!!
俺はなんて幸せなんだ☆
「昌行、今日、テンション高いね。何か良いことあった?」
「あった!」
即答。
が興味津々って顔してる。
「何何?どんなこと?」
「えー?知りたいのー?」
なんだか、をからかいたくなった。
「教えて!教えて!」
目を輝かせてるも、なんだか可愛くて、抱きしめたくなる。
けど、食事中に抱きしめたりしたら、せっかくが作ってくれた料理を無駄にしてしまう可能性がある。
だから、我慢。
「夢を見たんだ」
衝動を抑えつつ、笑顔で答えた。
「夢ぇ?それだけで、そんなに嬉しいの?」
不思議そうに俺を見る。
「いい夢だったんだ。サイコーの夢」
「へぇぇぇ。どんな夢だったの?」
「君の夢を見たんだ。中身は俺だけの秘密☆」
「ケチ」
すねるも好きだ。
「正夢だと願ってる」
「ふーん。私と関係があって嬉しくて仕方のない夢ねぇ…」
はどうやらどんな夢だったのか想像しはじめたらしい。
「…結婚してた、とか?」
「さーね」
「違うの?じゃぁ…なんだろう」
「何だろうね~」
俺が見たのは、幸せな夢だった。
「教えてくれてもいいじゃない」
は不満そうだ。そういう態度まで愛しい。
「ねぇ」
「何よ?」
「やっぱ俺たち二人はさぁ、結ばれる運命なんだよ」
「いきなり何い言ってるの!?(////)」
の顔が真っ赤になる。
「さて、ご飯食べないとね~♪」
とぼけてみる。
「ちょっと!?昌行!?」
怒ったも好き。
「せっかくが作った料理なんだから、残すわけにはいかないだろ?」
聞く耳持たずで食事を再開する俺。
「うん。美味い♪」
は俺に何を言っても無駄だと気付いたらしく、食事を再開した。
俺は食べ終わると、が食事をするのを見ていた。 いつものことだから、は何も言わない。つきあい始めた頃は恥ずかしいからやめてくれってよく言われたっけ。
が食べ終えた。
「ねぇ、デザートは?」
ないのを知っていて、俺は聞いた。
「悪かったわね。作ってないわよっ」
「そうかなぁ?美味しそうなのがあるのに」
が「何言ってるの?」って顔してる。
「いただきます♪」
俺はの唇を吸った。
「あっ…」
舌を絡ませる。
「んっ」
の口から俺を狂わす媚薬が流れ込んでくる。
「、愛してるよ」
一度唇を離して伝える。
「が欲しい」
「昌行…」
を抱えてベッドへ移動する。
もう一度口づけする。
俺の腕の中のの身体を触わる。
「待って」
が俺の手を止める。
「せめてシャワーだけでも…」
「大丈夫。俺、スタジオでちゃんと全身洗ってきたから☆」
下心丸出しの発言。
「昌行じゃなくてあたしが…」
困ったようにが言う。
「は綺麗だよ」
絡めた指に舌をはわせる。
「愛し合おうよ」
「バカ/////」
の身体にキスの雨を降らせる。
「は俺のものだよ。離さないからな」
そして、俺たち二人は一つになる。
愛し合おうよ。
もっと素直に感じればいい。
君は俺のもの。
もう、離さない。
あとがき
ずいぶん甘えん坊な坂本くんです☆
大分イメージが崩れてますね…。
しかも、「MIX JUICE」から離れてるし。
お粗末でした。