熱帯夜



 暑い!
 暑い暑い暑い暑い!
 暑いっっっ!!
 夏なのは、分かってる。
 確かに、夏だ。
 暑くて当たり前さ。
 だけど。
 だけど!
 それでも暑いのは我慢できないんだよ!!
 暑くて夜も眠れねぇ。
 なんていうの?
 熱帯夜?
 マジ有り得ないくらい暑いからさぁ。
 夜も眠れないっつーか。
 困るんだよな。
 眠れないっつーのは。
 コンサートあるから相当身体疲れてんのに。
 俺、もう33よ?
 老体に鞭打って踊ってるわけ。
 ヒガシさんとか見てると、俺もまだイケるのかもとか思うけどさ。
 やっぱ、限界があるわけよ。
 いくらなんでも。
 頼むから、ゆっくり休ませてくれって感じ。
 クーラー使えばいいかも知んないけど、下手すると風邪ひくしな。
 今風邪引いたらヤバすぎだし。
 コンサートは穴をあけられないし。
 一人だけ踊らないとか出来ないし。
 いや、前に骨折したときやったけどね。(汗)
 は、話しを戻して。
 要は、暑い!
 暑すぎるってことだよ!
 そんだけ!
 で、俺はしっかり寝たいの!
 休みたいの!
 ヘタレキャラでも、コンサート頑張りたいワケ。
 つか、ヘタレじゃねーし。
「あれ?まだ起きてる」
「は?」
 侵入者発見。
 だし。
「なんでいんの?」
 しかも、「まだ起きてる」って。
 意味わかんねー。
「来たから」
 平然と答えやがるし。
「...あ、そう」
 なんか、もうどうでもいいや。
「明日、コンサートでしょ?」
「ああ」
「寝なくていいの?」
 コイツ。
「寝たいんですけど」
 つか、布団の上にいるんですけど、俺。
「起きてるじゃん」
「暑くて寝れねーんだよ!」
「ふーん」
 なんだよ、その反応。
 さん?
 ムカっとくるんですけど?
「寝たいの?」
「当たり前だろ!?」
 何言ってんだ、コイツ。
「そっかそっか」
 いきなり笑顔だし。
 何だ?
 絶対何かたくらんでやがる。
「用が無いなら帰れよ」
 今はに近づかないほうが得策な気が…。
「ひっどいなぁ、その言い方」
 だって、怖ぇもん。
「俺、寝るから。おやすみ」
 タオルケットかぶって狸寝入り。
 マジ寝ないとヤバイし。
「よし、分かった!様も一緒に寝てやろう!」
 は?
 今、なんて?
 うぐっ!
「お、重い」
 何でのっかかってくるんだよ!
「なんて失礼な!か弱き乙女に向って!」
はか弱くないし、乙女でもねぇ!」
 タオルケットごとを跳ね除ける。
「元気だねぇ、昌行。ゆっくり眠りたいんじゃなかったの?」
「...おまえなぁ」
 あきれてものも言えないぞ?
 黙って寝る体勢。
 もう、寝させてくれ。
 暑くて寝付けないけど。
 …。
 なんで横に潜ってくるんだ、
「暑いからくっつくなよ」
「いいのいいの」
 何がいいんだよ。
 つーか、抱きしめてくるし。
 余計暑い。
 でも。
 何でだろう。
 眠たくなってきた。
 今すぐにでも、寝れそう。
「おやすみ、昌行」
 うん。
 おやすみ、



あとがき
やっぱり夏って暑いですよねー。なかなか寝れない日があったり。
まぁ。朝6:30に目が覚めちゃうオジイチャンは寝れないと大変でしょうね。(笑)