ここんとこずっと仕事が忙しかった。
会いたくて会いたくて仕方がなかった彼女にも会えないまま二週間が過ぎて、やっと会えた!のに。
彼女は喜ぶどころか俺の顔を見ようともしない。
いや、それ以前に。
もしもーし。
…生きてます…か?
【休日の過ごし方】
「何やってんの…?」
の家のドアを開けて一番最初に目に入ったもの。床に突っ伏した物体。グデンとだらしなく伸びきっている。
それは間違いなく、俺の彼女、なんだけど…。
「おーい??」
動きやしねぇ。
「もしもーし、チャン?」
…
……反応ナシ。寝てんのか?
少しだけイタズラ心が出て、反応も期待せずに言ってみた。
「触るぞ?」
「叫ぶよ」
即答かよ!?
「…起きてたの?」
「んー…今起きた」
ひんやりとした床に倒れ込んだまま、は全く起き上がる気配を見せない。おいおい、また眠りにつく気じゃねぇだろーな?彼氏が来てるっていうのに…信じらんねー…。
と、の右手が微かに動いた。その動きが俺を呼んでるみたいだったから、屈んで顔を近付ける。
うーわー、目がほとんどあいてねぇ…。
「何?」
「…ない」
「は?何がないって!?」
聞き取れず、更に顔を近付けた。は完全に瞳を閉じて口だけ金魚みたいにパクパクさせた。無理矢理声を絞り出してるようだ。
「動け…ない」
「ちょ…、お前どっか具合悪ぃのかよ!?救急車呼ぶか!?」
立ち上がりかけた俺の手首をが掴む。
「違う。眠くてダルくて立ち上がる気力も残ってない…」
その回答に少しホッとし、ダラリンと力の抜けきったの体を何とか支えソファまで運ぶ。いつまでも床に転がしとくわけにもいかねーし。
ソファの背もたれに体を預け手足を投げ出したの隣に、俺もトスンと腰を下ろした。
「寝てないのかよ?」
「課題とテストがね…」
コツン…
を引き寄せる。はトロンとなった顔でニコリと笑うと、再び眠りにおちていった。
たまの休日。久しぶりに二人でやりたいことはいっぱいあったけど、の無防備な寝顔に全てがどーでもよくなった。
肩にの重みを感じて。側にいることを実感して。俺は大きな欠伸をする。の柔らかな髪をもて遊びながら、届かない言葉を呟く。
「おやすみ」
大好きなヒトと一緒に昼寝をする、そんな休日も、悪くない。
《終われ》
奈緒のつぶやき
舟ちゃん、ありがとー!!!!!!!!!!
私のために書いてくれて☆
この強制終了っぷyりが君らしくてたまらないわvvvvv