コイゴコロ
ねぇ、あなたは気づいてる?
私、あなたが好き。
今、私は大好きな人の家にいる。
「なんでコレがわからんの?」
私の大好きな准くんは辛辣な言葉を投げかける。
「だってー。覚えられないんだもんーっっ」
「アホか。暗記以外でどうやって年号答えるっちゅーねん」
「アホじゃないもん!!」
「あーもう、お前、自分の家に帰れ」
准くんは立ち上がって私の横を離れていく。
「どこいくの?」
「寝る」
「なんでぇー」
「疲れてんねん」
「テスト勉強手伝ってくれるって言ったじゃん」
「まず教科書を読め。それから年号は暗記しろ。このダメ中学生・
」
「ヒドイっっっ」
「いくら親が出張でいなくて寂しいからゆうても、仕事でヘトヘトになって帰ってきた隣人の家に居座るヤツに言われとうないわ」
「ぷう」
「スネても相手してやらんで。帰りぃ」
「いや!」
少しでも長く准くんの側にいたいもん。
「
はわがままやなぁ(苦笑)」
「だって、ひとりっこだもん☆」
「そんなん、どーでもええっつーの」
「ねぇ、今日泊まっちゃダメ?」
「はぁ?何言うてんの?」
「だって、一人じゃ怖くて眠れない…」
私って、一人でいるのに耐えられないんだよね…。
どーせ甘えん坊だもん。
寂しがりやだもん。
「…」
准くん、黙っちゃった。
「俺、もう寝るわ」
思い出したように准くんが言った。
どうやら、さっきの間は、立ちながら寝ていたらしい。
…器用。
准くんは眠そうに寝室に向かおうとする。
「え!?ちょっと待ってよ!!」
「なんやねん」
眠そうな声が返ってくる。
「私、泊まっていっていいの?」
「…
の好きなところで寝ればええやん」
それって、泊まっていいってことだよね?
「ありがとうvvv准くんvvvv」
「俺、もう、寝るで。お休み」
准くんは、もう振り返ったりせずに、その足はベッドへ向かう。
なんか、本当に疲れてたみたい。
「お休みなさい」
見えなくなった准くんの背中に向かって言った。
それから、2時間くらいテスト勉強して、寝ることにした。
どこに寝る…って、准くんのベッド!!
当然、ベッドの上には准くんがいる
准くんを起こさないように布団の中に潜り込む。
あったかい。
准くんのぬくもり。
今日は准くんの隣で寝ちゃいますvvv
ねぇ、准くん。
准くんは、私のこと、どう思ってる?
やっぱり隣の家のわがままな中学生?
私は、准くんのこと、初めは隣に住んでいるアイドルって思ってた。
でもね、今は違うよ。
准くんのこと、大好き。
アイドルの准くんももちろん好きだけど。
一人の男の人として、好き。
年だって離れてるし、人気アイドルと平凡な中学生だけど、この気持ちはホンモノだって言えるよ。
ウソじゃないよ。
ねぇ、あなたは気づいてる?
私、あなたが好き。
あとがき
ゆかさんへのキリ番1900記念小説です。
准くんとのリクだったのですが、こんなのになりました。…ラブラブじゃなくてごめんなさい。
淡い恋みたいなのが描きたかったのですが…。