仕返し
「南條さん格好良い~vvvv」
叫ぶ。
ちょっとウザイ。
「そんなに剛がいいの?」
軽症のヤキモチ。
「違うよ。南條さんがいいの」
大真面目に訂正してくる。
そんなに重要なことか?
ってか、演じてんのは結局剛じゃんか。
「はいはい。わかりましたー」
言い合っても仕方ないからオレが折れてやる。
オレの映画鑑賞のための空間を乗っ取って「メイキング・オブCOSMIC RESCUE」を再生し続けている。
なんつーか、迷惑。
こいつ、コレ見るの何回目だよ。
何回見ても同じような反応しやがって。
お前は坂本君か!?(←失礼)
まだ「ピカ☆ンチ」なら許してやれるけどさ。
オレが出てるから。
相手をしてくれないにむかつきながら、オレ様自慢の自宅スタジオにこもるとにした。
オレの神聖な仕事場。
ここにはオレ意外入室禁止。
だからははいってこれない。
オレだってこんなことでいちいち目くじら立てるほどバカなガキじゃない。
どうせあと何時間か、あいつはDVDを見てるだろうから、オレは仕事をすることにした。
夏コン用の曲をつくらねぇと。
まだまだだと思ってたら、あと1月半しかねぇ。
ノロノロしてらんねぇよ。
「よ~し~ひ~こ~」
ドアの外からの声が聞こえた。
「何?」
五線譜にお玉杓子を書きながら返事をした。
「晩ご飯にしよう?もう8時だよ」
に言われて時計を見る。
スタジオにこもって4時間が経っていた。
「今、仕事してるからキリがついたら行く」
ドアに向かって答える。
「分かった」
の気配が消える。
しかし、4時間かぁ。
オレ、やり始めたら時間の感覚ないのな。(爆)
仕事のキリはついた。
ってか、今、終わった。
だけどオレは部屋からでない。
仕返し。
思いついちゃったんだモン♪
がオレを相手にしないでDVDを見続けたから。
オレだってを相手にしないで仕事してやるの。
そしたら、オレがどんな気持ちだったかにも分かるでしょ?
あれ?
オレ、何か間違ってる…。
いつも、仕事でを待たせたり、相手できなかったりしてるよ、オレ。
コレって、仕返しじゃなくて、いつもと同じ?
つか、自分からと一緒にいる時間減らしてどうすんのよ、オレ。
スタジオから走り出てに抱きつく。
「~vvvvvvv」
うーん、幸せv
「よしひこ?どうしたの?」
ぎゅうって抱きしめると、が顔をしかめる。
これ以上抱きついてたら怒られそうだったからキスをしてから離れる。
「ご飯食べよ?が作ってくれたんだろ?」
そうそう、の手料理vv
冷めないうちにいただきましょう♪
「なぁーに、よしひこ。気持ち悪いくらい上機嫌ね」
が苦笑する。
「だって、のこと愛してるんだモンvv」
オレは笑顔で食卓につく。
「よしひこ!?」
顔を真っ赤にさせてがオレを睨む。
「ねー、早く食べようよぉ」
「…勝手に食べれば?」
んー、ってば照れちゃってカワイーvvv
「いっただっきま~すv」
やっぱ愛の詰まった手料理ってうまいよねぇ。
顔の筋肉緩んじゃう~。
いのっち幸せ~。
もオレの向かい側に座って食べ始める。
「…イタダキマス」
愛する人の手料理を愛する人と食べるなんて、なんて幸せ者なんだv
嬉しくて仕方ないからの頬にキスをする。
「もう!よしひこ!!」
「オレはニコニコで食事を続ける。
もオレの行動に呆れつつも食事続行って感じ。
で、食い終わるまで会話無し。
だからって、別に無視されてるわけじゃないよ?
オレはが食ってる姿に見ほれてるだけだし。
はしゃべってると食事が進まないタイプだし。
だから、結構いつものこと。
「ごちそうさま」
食い終わったオレは食器を洗う。
はまだ食い終わってねーから、あとから持ってくるだろうな。
いつもそうだし。
が飯作ってくれたんだから、片づけくらいはオレがやらねぇと。
自分の分を洗い終わったら、タイミング良くが食器をもってきた。
「よしひこ」
「ん?」
振り向いたオレにがキスをした。
「!?」
ビックリした。
からしてくれるなんてめったにねぇもん!
「…仕返し」
そう言って顔を赤くしたは食器を置いてキッチンを離れた。
こんな仕返しなら、いのっち大歓迎っすvvv
あとがき
久しぶりに井ノ原さんです♪まぁ、リクでは書いてたけど。
「メイキング・オブCOSMIC RESUE」発売記念って事で。(え)